What a nice season!

タイトルは「なんて素晴らしい季節なんだ!」という感嘆表現ですね。筆者が中学生の頃はこれを「感嘆文」として習いましたが、確か“ゆとり教育”のときの学習指導要領の改訂でそれが削除されてしまって、以降の教科書では文型としてではなく慣用句のような扱いで教科書に出てきていました。現行の指導要領では「感嘆文」という表現は使われていますが、例としてあげられているのは How interesting!  What a big tree! と、はやり完全な文の形にはなっていません。

 

上記の例を「完全な文の形」にすると次のようになります。

 

① How interesting the story is! 

➁ What a big tree it is!

 

上記のように感嘆表現の後に<主語+動詞>を省略しないできちんと見えるようにしたものです。動詞はbe動詞だけというわけではなく、①なら the story sounds とか、➁なら it has grown などとすることもできるでしょう。 

 

さて、タイトルも完全な文にすると What a nice season it is! となり、もちろん今の季節のことを言っています。少し暑かったり寒かったりという日はあるものの、連日酷暑が続いてエアコンをかけっぱなしの真夏ほどでも手が冷たくなるほど寒くてストーブをつけっぱなしの真冬でもなく、家の中にいるかぎりはほとんど暑さ寒さを感じずに快適に過ごせるのがいいですね。

 

日本には四季があるからいいと言われますが、願わくば「常春」または「常秋」(ということばはないようで変換できませんでした…)の場所があればいいなと思うのは、やはり歳をとったせいでしょうか。(5/11/2024)

 

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