春夏の花(その2)

筆者の自宅の庭に飾る春夏用の花については、「90. 春夏の花(その1)」でご紹介しました。その時点で「その1」を謳っているということは、続編をアップする予定があることを示唆していますし、記事の中にも庭の南側にある半円形の花壇の植え替えは保留になっていることを来ました。

 

今回はその保留になっていた花壇を飾るための花を購入しに行ったときの話です。前回は散歩を兼ねていたので、ホームセンターまでの1,.5㎞ほどの道のりを徒歩で行ってきたのですが、今回は同じ所に車で行ってきました。それはどんな花を購入しても持ち帰れるようにするためでした。

 

いつものように、まずはどんな花を購入するかを考えるためにお店を一周します。前回から2週間経っているので、やはり少しレパートリーが変わっています。実は、今回は日々草をメインに探していたのですが、なかなか良い花が見つかりませんでした。

 

代わりに何を買おうかと2周目に入ったときでした。ある年配の女性が「これで500円なんて安いわよね。まだ十分楽しめるわ」と大きな声を上げながらいくつかの寄せ植えの鉢をかごに入れています。中には直径80㎝くらいまで成長した花も持っています。どうやらお店の人が見本用に作った鉢に値札を付けているらしいのです。そこで筆者も店員さんの作業を見守りながら、値札が付けられた見本用の鉢を2つ手に持ちました。1つはピンク色の小さな花が幅広くたくさん咲いている「カリブラコア」と札の付いた花で、もう1つは黄色い花が咲き誇っている「ペチュニア」でした。もう1つ少し濃い黄色の花も手にしたのですが、さすがに3つも“買い占める”のは気が引け、そちらは元に戻しました(その直後に他の人が手に取りました)。

 

しかし、今回の主な目的は4カ所の小さな花壇に植える花の購入です。上記の2つはそのまま玄関前に置くものとして手に入れたので、その他の話を再度探すことになりました。そして、結局は定番のペチュニアの白、ピンク、赤紫の3色を選びました。こちらはは4株がマス目状の入れ物入っている物で、3色の1つずつを4カ所の花壇に分けて植えようという計画で購入しました。また、ついでにこれまた定番のマリーゴールド・エンデュランスの2色植え(黄色とオレンジ)も2鉢手に入れました。これはいくつか残っているプランター用でした。

 

しかし、帰宅して作業を開始しようとしたところで妻から異論が出ました。「ペチュニアは背が低く広がっていくから、背の低い花壇の直植えには向かない」と言うのです。そこで、花壇に植える花はまた改めて考えることになり、残っているプランターにペチュニアを植えることにしました。そのプランターにはいつ使ったかも忘れてしまったような土が入っていたので、いずれも8割ほどを一端外に出して底部に肥料と新しい土を少し入れ、その上に花を置いて外に出しておいた土を戻すという作業を行いました。

 



 

こうして、庭の北面、つまり縁側の軒先にはこれまでにない数のプランターが並んで賑やかになりました。ただ、そのせいで「春夏の花(その3)」をいずれまたアップすることになりましたが…。(5/29/2021)