還暦まであと1年…

子供の頃は1つ歳をとることは誇らしくもありましたが、20歳を過ぎた頃からだったでしょうか、1つ1つ歳をとるのがなんとなく嫌な気持ちになり、誕生日もそれほど嬉しくなくなりました。もしかしたら、それは誕生日プレゼントをもらえる歳ではなくなったからかもしれませんが…。

 

先日、筆者は59歳の誕生日を迎えました。ゴジューキューですよ、はい。いわゆる「還暦」まであと1年を切ってしまったというわけです。また、それは定年退職も2年後であることを意味します(60歳を迎えた年度の末まで)。いったい、いつ自分がそんな年齢になってしまったのでしょう。還暦を迎えた人というと、ほんのちょっと前までは手が届かないくらい偉い人だったのに…。まさか、自分がね…という気分です。

 

ただ、それは自分がいろいろなことを経験してきた人間であるということでもあるわけで、その経験からくる知見はそこそこのものがあるのでしょう。もっとも、歳をとったからと言って、人間的に優れた人になったかどうかは別ですが…。

 

そんな筆者から、今回は自分より上の世代の人、いやおそらく30代以上の人には「えっ?そうなの?」と思ってもらえそうなことで、それ以下の人には「そんなの常識でしょ」と思われるかもしれないことを、「文法や表現に関すること」にアップしました。

 

すでに本ホームページのあちこちの記事でもふれていることですが、ことばは時代と共に変化していきますので、ある世代の人には「常識」であったことが、別の世代の人にとってはそうでもないということもあります。特に、国の政策などでそれまで常識あるいは慣習となっていたことが覆されてしまうと、それ以前とそれ以降とでは人々の認識に大きな差が出てしまいます。今回の話題は新たな日本のスタンダードになるのか、しばらくしたらまた元に戻ってしまうか…。行方を見守っていきたいことの1つです。

 

今回の記事は、筆者からみなさんへの誕生日プレゼントです。筆者くらいの歳になると、誕生日は人からプレゼントをもらう日ではなくて、人にプレゼントをあげる日と考えるようになっています。ということで、家族には夕飯に「お父さん特性の」カレーライスをふるまい、みなさんには新しい記事を差し上げます(笑)。でも、英語科の同僚からケーキをもらい、その他の先生方に「ハッピー・バースデー」を歌ってもらったときは、恥ずかしかった一方で、やっぱり嬉しかったなあ…。(6/13/2020)

 

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