春爛漫

カレンダーで「新春」(1月1日)を迎えても、暦で「立春」(2月4日)を迎えても、「春の使者」の姿(「80. 春の使者」参照)を目の当たりにしても、実感としてはなかなか春の訪れを感じられない日々が続いていました。ところが、桜の開花のニュースを聞くようになると、実感としても春の暖かさを感じるようになります。もっとも、朝晩はまだ厚手の下着とコートが無いと凍えてしまいますが…。

 

都内では先日ソメイヨシノの「開花宣言」がありました。しかし、気象庁からそれほど遠くない筆者の勤務校(以降「本校」)の正門のところにある桜はまだ「ウンともスンとも言っていません」でした。「この桜の木、死んじゃったんじゃね?」などと正門の守衛さんと話していたのはその日のことでした。

 

ところがその翌々日のことです。この日も帰り際に守衛さんと同じような話をしながらふと桜の木を見上げると、大きな枝の根元に数輪咲いているではないですか。さらに目を凝らしてよく見ると、全ての枝の先が膨らんでおり、花が開いているものもいくつかありました。やはり、本校の桜の木も春の訪れを感じて動き始めたようです。

 

さらにその翌日、コロナ禍のせいで中止になった臨海学校の代替行事として企画されながら、緊急事態宣言の延長によって延び延びになっていた校外活動で千葉県南房総市富浦町に行ったときには、桜の木の多くがすでに満開を過ぎて散り始めていました(その写真を背景に使いました)。日陰に入るとまだ風は冷たいものの、真っ青な空とサングラスが必要だと感じさせるほどの日差しのまぶしさに、まるで南国に来たかのように錯覚させるほどの春爛漫を感じました。(3/27/2021)

 

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