最後のお務め

本日、勤務校で毎年教員が行う行事としては最も大切な「研究協議会」を無事終了することができました。例年は多くの人々(教員、学生、教育関係者など)を学校にお迎えして行うのですが、昨年と今年はオンラインでの開催となりました。今年、筆者は全体会(講演)の司会と英語科分科会の発表者を務めました。はたしてその役目を十分にはたせたのかどうかは参加者の方々に聞いてみないとわかりませんが…。

 

この行事がどれほど「最も大切な」行事であるのかということは、筆者が毎年この行事の1ヶ月くらい前から連日のようにお腹をくだし始め、行事の翌日になるとそれがピタリと治まるということからわかると思います。特に、ほぼ2年に一度(過去27回中16回)公開授業を担当したときにそれが顕著に現れます。全国から集まった大勢の人たち(最高は291人)に囲まれて授業を行う緊張感は、それを経験した人間にしかわからないと思います。

 

その研究協議会も筆者にとっては今年が最後となりそうです。「来年からはあの緊張感から解放される…」という安堵感が一番強いのですが、一方で「来年からはあの緊張感を味わえないのか…」という一抹の寂しさも感じています。おそらくそれは、長年頑張ってきたことができなくなるという喪失感から来ているのでしょう。

 

何はともあれ、最後のお務めをはたしました。自分で自分を褒めてあげたいと思います(どこかで聞いた台詞ですね)。(11/13/2021)

 

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