食べる楽しみ

今年の夏に1ヶ月近く入院したことで(「196. Back home.」参照)、食物に対する考えーというか、欲求?ーが変わったように思います。以前は「食べられれば何でもいい」という感じもあったのですが、今は「できれば美味しいものを食べたい」と思うようになっています。

 

これは入院中の食事が悪かったというのではなく(それは「198. Something to eat」を読んでいただければわかります)、入院中の暇つぶしにいろいろな食事処を調べていたことが原因だと思います。美味しい食事を提供してくれる店を見つければ見つけるほど、その店の料理を食べたくなりました。要するに、頭の中にそれまでになかった食事のメニューがいっぱいたまってしまったということなのだと思います。

 

そのようなわけで、退院してからは地元の店を中心にそれまで行ったことがなかったようなお店で食事をするようになりました。とは言え先立つものはお金なので、食事代を比較的安く抑えられるランチが中心です。特に妻と一緒に行くことが多くなり、そんな筆者の変化に一番喜んでいるのは彼女かもしれません。

 

また、家でも自分で食べたいものや家族に食べてほしいものを作る機会も増えました。そして何より、毎回の食事ーたとえそれがどんなに質素なものでもーを「美味しい」と思って感謝するようになりました。誰に言われることもなくそう思うようになったというのは、きっとそれまでの自分の食事に対する意識への反省からなのかもしれません。

 

食べる楽しみ、pleasure of eating。  いつまでも感じていたいものです。


※しばらく英語のタイトルのつぶやきが続きましたが、ここからはそれにこだわらないことにしました。

 

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