思わぬ発見

以前から訪れてみたいと思っていながらなかなかそれが実現できていない場所というのがあります。筆者にとって、埼玉県秩父市にある「羊山公園」の芝桜もそのような場所の1つです。同公園の芝桜は、西武線沿線の花見場所としては日高市にある「巾着田」(きんちゃくだ)の彼岸花(曼珠沙華)と並ぶ、二大景勝地として有名です。しかし、芝桜はゴールデン・ウイーク頃が見頃なので、毎年大混雑となり、渋滞や人混みが死ぬほど(?)きらいな筆者にとっては、行きたいけど行けない場所なのです。

 

ところが、4月上旬に妻が「おかしいなあ…。いくら見てもみつからないのよねえ~」と自宅周辺の住宅地図(各建物の所有者までわかるアレ)を見ていました。何が見つからないのか尋ねると、筆者の自宅から徒歩5分くらいで行ける小さな「公園」に芝桜が咲いているのをツイッターで見つけたらしいのです。二人でそれらしい場所を探してもその「公園」が見つかりません。そこで、ツイッターの写真に写っている建物に合わせて地図を回転させてみると…。ありました!でも、どうりで見つからなかったわけです。「公園」と言っても、周囲を住宅に囲まれた50坪ほどの、つまり家一軒分くらいの広さの公園だったのです。そこは散歩中によく通っていた道沿いにあるのに、そこに公園があったことには気づいていませんでした。ただの空き地だと思っていたからです。

 

妻によれば、4/3の時点でツイッターに「もう盛りは過ぎた」と書いてあるそうですが、せっかくなので散歩がてら一人で見に行ってきました。いつもの散歩コースとは逆方向からその場所を見下ろすように近づいていくと…。あったよ、ありましたよ!「盛りは過ぎた」とのことでしたが、まだまだ十分楽しめる範囲です。県道沿いにある場所なのですが、地元でもほとんどの人がその存在を知らないのか(何せ地元っ子の妻が知らなかったくらいですから…)、筆者がいた10分ほどの間も他の人は誰も来ませんでした。

 

その時に撮った写真を背景写真としてアップしました。2週間も前のものなので、今はもう見られないと思いますが…。(4/17/2021)

 

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