安心はできない

タイトルが何のことを言っているかというと、新型コロナウィルス感染症対策ワクチンの接種のことです。7月中旬に1回目の接種を受け、今週2回目の接種を受けてきました。筆者にはいわゆる「職場接種」という選択肢もあったのですが、どちらにしようか迷っている間に、医療関係者として接種済みの娘が地元の市役所に「早く接種券を送ってほしい」という手続きをしてくれて接種券が7月上旬に届いたので、そちらで接種することにしました。地元自治体に配付されるワクチンなので、いずれもファイザー製のものでした。

 

1回目の接種は、副反応も比較的軽くすみました。家族の中(筆者、妻、娘、息子)では腕の痛みが最も軽かったようです。ただ、翌日の朝は通常とはちがう倦怠感を感じたので、数日後に控えていた行事引率のことも考えて、その日は仕事を休みました。そうしたところ、午後には倦怠感が和らぎました。ただ、夜になって少し頭痛ような症状が出ましたので、やはり仕事を休んでよかったと思います。

 

2回目は、ご多分に漏れず1回目よりかなり強く副反応が出ました。具体的には、翌朝に熱が37.0℃出て、一端は下がったものの、ちょうど接種後24時間くらいのところで38.0℃まで上がりました。その時点で解熱剤を飲んで寝ていたので37℃台に下がりましたが、夜にはまた38.3℃まで上がり、その日の内には平熱になりませんでした(その翌朝に平熱になりました)。だるさも1回目より強かったように感じました。

  

これで予定されていた2回のワクチン接種は終わりました。しかし、ワクチン接種が終わっている海外、特にイギリスなどの様子を見ると、ワクチンを多くの人が接種済みであるのにも関わらず、感染が再拡大しているようです。以前から「ワクチンを打ったからといって、感染を完全に防げるわけではない」とは言われていましたが、「ワクチンは変異株(特にインドで流行った「デルタ株」)にはあまり効果がない可能性もある」とも言われているので、今後も感染症対策は必要でしょう。

 

幸い、筆者の勤めている学校は感染が再拡大している都内にあるとはいうものの、教員はもちろん生徒も全員がしっかりマスクをしていますし、手洗いも毎日確実にさせているので、それが続くかぎりは学校での感染リスクはそれほど高くないでしょう。もちろん、「いくら対策をとっていても、うつるときはうつる」とも言われているので、安心はできません。今後も、うつらない、うつさない、うつらせない、を徹底していこうと思います。(8/7/2021)

 

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