リオープン

筆者の勤務校では、2月第1週に入試があったため、生徒や教員の感染を最小限に食い止められるように休校(家庭学習。授業は時間割どおりにオンラインで)の措置をとりましたが、文科省の休校に関する指針を受けて、第2週は再び開校することになりました。

 

ただ、帰りの会を昼休みに行ったり、部活動はなしにしたりして、下校時間を15:40とし、生徒が帰宅時に都心の満員電車に乗らなくてすむような日課時間割にすることになりました(実はすでに前週からそうなっていたのですが…)。

 

勤務校では、一般の学校より少し遅い1月から生徒活動の代替わりがあります。12月までは多くの生徒会活動は3年生が担っているのですが、1月からはそれを2年生中心に行うようになります。しかし、一昨年、昨年とその時期に活動が制限されるような事態になってしまって新たな代の生徒たちの出鼻がくじかれてしまいましたが、今年も同じような状況になっています。

 

ただ、この2年間でこのような状況下でもなんとか活動を行うノウハウが積み上げられてきているので、たとえ休校中であっても生徒たちはお互いに連絡を取り合って活動を継続しているようです。顧問の教員もそうした生徒を応援することに慣れてきており、今週は筆者の同僚がZoomを開いて生徒たちの会合を支援していました。

 

コロナ禍でどうしても学校の教育活動が制限されることが多いのが現状ですが、そのような中でも工夫を凝らしてなんとか活動をしていこうと知恵を絞っている生徒たちや先生方の熱意に頭が下がります。(2/5/2022)

 

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