先日、妻と二人で足利フラワーパーク（栃木県足利市）に行ってきました。同園は４～５月の藤棚で有名ですが、同園を一層有名にしたのが、冬の夜のイルミネーションです。以前から行きたいと思っていながら、なかなかタイミングが合わなくてお預けになっていたので、今回思い切って出かけてみました。
到着したのはすでに日が暮れた後の５時すぎでした。駐車場に着く前から遠くにイルミネーションの一部が見えてきて、期待感に胸が踊ります。実際に入ってみると、そこは光に彩られた神秘的とも言える世界でした。ホームの写真はその中でも特に美しいと感じたものを撮影したものです。
このような場所を「人工的な光なんて…」と否定的に指摘する人もいます。しかし、もしそう思うのだとしたら、オーケストラのコンサートなども「人工的な音だ」と否定されなければならないでしょう。ここはあるがままを素直に受け入れて、楽しみたいものです。
全国にはここ以外にも同様のイルミネーションを売り物にしている場所がありますが、そのような本格的なイルミネーションの場所を訪れたのは、今回が初めてでした。他の場所のことはわかりませんが、同園では光と音のコラボが演出されているところもあり、まるでコンサートに来ているかのような感覚を味わうことができました。これで入場料1,000円は安いと思いました。
同園は車では都内からでも１時間半くらいで行け、目の前に専用の駅ができたお陰で電車でも楽に行けるようになりました。広さは90,000㎡余り。つまりざっと300m☓300mくらいなので、比較的短時間で全てを見ることができます。ちなみに、筆者は夕食をはさんで約３時間半で２周しました。
とても素敵な場所です。往復をドライブし、手がかじかむほど寒い中を結構歩いたのですが、不思議と疲れは感じませんでした。きっと、心のリフレッシュができたからでしょう。また来年も行ってみようと妻と話しました。（12/15/2019）