バイクの思い出⓪:プロローグ

過去のこのコーナーのどこかで書いたかもしれませんが、筆者はかつて“バイク乗り”でした。もちろん、仕事柄からもわかるとおり、“暴走族”ではなく“ツーリング派”でした。しかも、マス・ツーリング(大勢でツーリングをすること)よりも一人旅を好むソロ・ツーリストでした。

 

過去形で話しているのは、今はもうバイクには乗っていないからです。バイクに乗っていた(バイクを所有していた)のは、筆者が16歳から43歳までの27年間です。バイクに乗らなくなってからすでに20年近くが経ちますが、実はいまだにバイク熱は冷めていません。

 

そこで、本コーナーで新しいシリーズを立ち上げ、筆者のバイクに対する思いを過去に所有したバイクの紹介とそのバイクと共に歩んだツーリング・ライフを回想することで、その情熱をお伝えしようと考えました。今回はその「プロローグ」(序章)です。

 

筆者がバイクに乗りだしたのは、高校1年の夏でした。もちろん、最初は原付免許を取っただけです。しかし、原付バイクに乗っているうちにもう少し大きなバイクにも乗りたくなり、高校2年生の秋に自動二輪(中型限定=400CCまでのバイクに乗れる)免許を取りました。そしてさらに大学4年生(留学から帰国した後なので、正確には“5年生”)の冬にいわゆる「限定解除」(=どんなバイクにも乗れる)をしました。その後、44歳の夏に新居に引っ越すことを機会にバイク乗りから”足を洗う”決意をしました(正確には「させられました」)。それ以降はまったく乗っていません。

 

バイク・ツーリングの楽しさは、乗っているときに“風を切る”ような感覚です。バイクに乗ったことがない人は、自転車で坂道を高速で駆け下りるときのあの爽快感を思い浮かべてください。それを乗り始めたときから乗り終わるときまでずっと味わえるのです。これは、同じように高速運転ができる自動車では味わえない感覚です。もちろん、夏は暑くて冬は寒くて仕方がありません。しかし、それを補っても余りあるほどの魅力にあふれているのです。それを本コーナーでお伝えできればと思っています。

 

なお、タイトルを「バイクの思い出」としたのは、上記のことを過去に所有したバイクという視点からお伝えしようと思ったからです。ただ、過去に6台のバイクを所有し、それぞれにたくさんの思い出がありますので、それをバイクごとに分けてお話ししようと思います。それぞれの回は、そのバイクの概要、所有することになったきっかけ、ツーリングの思い出、その他のエピソード、などの内容で構成しようと考えています。

 

ちなみに、過去に筆者が乗っていたバイクは以下のとおりです。リンクが貼られているものは当該モデルの紹介ページがすでにアップされています(6/10/2023更新→全モデルをアップ完了)。

 

① ホンダ ダックス ST50 ※これだけは父の所有車

② ホンダ XL125S

③ ホンダ ホークⅡ CB400T

④ ホンダ CB750F インテグラ

⑤ ホンダ XL200R

⑥ ハーレーダビッドソン FXST ソフテイル

 

つまり、上記の①~⑥の6回にわたっての話とプラス1回(エピローグ)の計7回(本回を入れると計8回)の構成となります。

 

次回(第1回。アップ日は未定)は、人生初のバイクとなった父の「ホンダ ダックス ST50」です。どうぞお楽しみに!(11/19/2022)

 

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