昼食

「143. 夕食」、「144. 朝食」と続いた“食事シリーズ”(?)第3弾です。

 

仕事をしている人でも学生でも、家の外で昼間を過ごす人にとって、その場所でどういう昼食をとるかは大きな問題です。小・中学生や小・中学校の教員であれば給食を食べる人が多いと思いますが、それ以外の人の場合は何らかの形で昼食を確保しなければなりません。37年間教員をしていた筆者にとっても、それは大きな関心事でした。なぜなら、勤務した3校とも給食が無かったからです。

 

高校に勤務していた3年間はほとんどが学校にある学食を利用していました。生徒が利用しない4限か5限に行くことが多かったと思います。残りの34年間は中学校でしたが、いずれも国立大学の附属中だったので給食はありませんでした。多くの場合、学校に入っている仕出し弁当屋のお弁当かコンビニで買ったお弁当を食べていました。

 

大学の教員になった今はもっと自由です。もっとも、現地で昼食をとる必要があるのは午前中いっぱい授業をしている木曜日だけですが…。

 

2限の授業が12:30に終わり、そこから帰宅するまで2時間はかかるので、たいていは現地のどこかで昼食をとります。多くの場合はファミレスですが、それ以外に専門レストランや駅ビルのフードコートを利用することもあります。

 

大学の学食は学生で混んでいるのであまり利用しないのですが、先日10分ほど早く授業が終わったので、空いている間に学食を利用することにしました。学生に聞いてみると、7階と21階の学食では21階の方が少し値段は高いけれども空いているということだったので、そちらに行ってみました。

 

そこは、私立大学の最新の高層ビルの最上階にある学食なので、もはや自分の学食のイメージとは異なる場所でした。テーブルの配置やデザインもおしゃれなレストランのようで、そのせいか女子学生の方が圧倒的に多かったように思います。

 

筆者が頼んだのは日替わりで2種類あるランチの1つでした。その日は「ハンバーグ・ライス」(660円)か「シュリンプ・カレー」(580円)のどちらかだったので、前者を選びました。入口の外にある券売機でチケットを買うと自動的にデータが厨房に行くようで、並んで待っている間に鉄板の上に載った熱々のジューシーなハンバーグが出てきました。白っぽいジャケットを着ていたので、トマトソースが飛び散って付かないように身体から離して持ってテーブルへ運びました。

 

たまたま一番景色が良い方向の窓際の席が空いていたので、そこを確保しました。大学のビルは三方を他の高層ビルに囲まれているのですが、西側だけは高層ビルがないので、おそらくそこが西側の窓だったのでしょう(あのようなビルにいると方向感覚が無くなります…)。21階の窓から見える横浜の景色は絶景で(ただし、海側ではなく山側ですが…)、とても学食にいるとは思えない昼食時間を過ごしました。(7/17/2022)

 

ファミレスの昼食

カレー・レストランの昼食

コーヒー・ショップの昼食


学食のハンバーグ・ランチ

21階の学食の様子


ランチと学食から見える西側の景色