Seven-day fast

久しぶりの英語タイトルですので、まずはそこから。意味は「7日間速い」? いいえ、ちがいます。そう思った人は、2ヶ所ミスしています。それを見ていきましょう。

 

まず、seven-day ですが、「7日間」であれば seven days としなければなりません。<数字+ハイフン+単数形>は「(数字)の〜」という形容詞になります。ですから、ここは「7日間」という意味です。このような場合は、たとえ数字が複数を表すようなものであっても、その後の名詞は単数形にします。

 

次に、この fast は形容詞の後ろにあることから名詞であることがわかります。そして、ここでは速さを意味するのではなく、「断食」という意味で使われています。朝食を breakfast と言うのは、「断食を破る」、つまり「何も食べなかった後の最初の食事」という意味から来ています。この由来を知らなかった人にとっては、「目から鱗…」でしょう。

 

また、タイトルを「7日間速い」とするのは、日本語と英語の両方でまちがっています。日本語では時間を表す「はやい」は「早い」と表記します(「速い」は速度です)。英語も時間の早さなら early を用います。さらに「7日間早い」のであれば、何か比較対象があるはずですから、earlier という比較級になるはずです。

 

さて、ここからが本題です。つまりタイトルは「7日間の断食」という意味になりますが、どうしてそんなタイトルを付けたかと言うと…。

 

実は、今また入院中なのです。常連の方はご存知だと思いますが、筆者は昨年の8月に約1ヶ月間入院(緊急入院)しました。その後、12月末にも1週間ほど入院(計画入院)したのですが、年が明けてからその時の影響で他の場所に重大な問題が起こり、すぐにまた再入院(緊急入院)となってしまったのです。

 

そして、今回の疾患は治療の第一候補が絶食ということで、症状が改善して食事を始められるまで1週間の"食事無し"状態が続いていたというわけです。入院中の唯一の楽しみが食事ですので、それはそれはつらい(精神的に)ものでした。幸いにも、ちょうど1週間後に受けた検査で治療経過が良好であったことがわかり、食事が再開されました。もっとも、最初は流動食ばかりのメニューでしたが…。

 

ということで、今も入院中であります。ただ、当初から病院内で出会う他の患者からは「元気そうに見えますが…」と言われるくらい見かけはピンピンしています。こうして自分の好きなことを書いたりできるために精神的にも前向きでいられるからそう見えるのかもしれません。

 

もうほとんど平常の状態に戻っているので、早ければ2~3日後には退院できる見込みです。来週末の更新では、その事実から想像できる(?)元気な姿をお見せできるでしょう。(1/20/2023)

 

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