春爛漫

今回のタイトルは自分では漢字で書けないなあ…などと思いながら書き始めています。

 

さて、昨日は東京では10年振りに3月中に夏日(最高気温が25℃以上)になったということで、春を通り越して初夏の陽気の日があるような今日この頃です。21日(火)は春分の日、つまりお彼岸の日でお休みだったので、妻、息子と一緒に父親の墓参りに行ってきたのですが(娘は留守番)、その復路でちょっと寄り道をして、地元では桜の名所として有名な公園の前を通ってみました。そうしたところ、すでに五分咲きという感じで、おそらく数日中には満開になりそうでした。

 

翌22日(水)も気温こそそれほど高くはなかったものの(22℃くらい?)、5月の快晴日を思わせるような日差しの強い日でした。ところが天気予報では23日から数日間は雨模様とのこと。これは今日を逃すと花見に最適な日はなさそうだったので、散歩がてらその公園まで花見に行ってきました。本当は妻と二人で行きたかったのですが、その妻は都内でミュージカル鑑賞の予定が入っており、筆者一人の散歩兼花見となりました。

 

公園に着いてみると、たった一日のちがいなのに、多くの木がほぼ満開となっていました。やはり天気が良くて気温が高いとあっという間に花が開いてしまうようです。この公園には100本近くの古い桜の木があるのですが、到着したのが11:30頃だったこともあり、すでに多くの木の下では花見の人たちがシートを敷き、お昼のお弁当を楽しんでいました。

 

その中で1本だけ草原の真ん中に立っていて、「この~木、なんの木、気になる木…」のコマーシャルでおなじみの木のように横に大きく広がっている木があるのですが、広がった先の枝が地面に付きそうなくらい下がっています。おかげで桜の花を間近に見られるだけでなく、背伸びをしなくても花に触れることができます。全方位から陽光を浴びられるためか、他の木よりさらに開花度が進んでいて、すっかり満開になっています。「やっぱり今日来て正解だったね」と思ったり口にしたりするのは私だけではありませんでした。

 

筆者は独りぼっちだったので、散歩の途中で買ってきたジュースを飲み干すと居づらくなって腰を上げましたが、家族連れや友人達と来た人たちは、例年より早く訪れた春爛漫をじっくり楽しんでいました。

 

蛇足ですが、下の左側の写真を撮っている間に「ピコーン!」という音が鳴ってスマホを開いていみると、「侍JがWBCで優勝!」という知らせでした。「おお、やったか!」と思いながら、テレビ中継の途中で散歩に出てその瞬間を見られなかったのがちょっぴり悔しく思いました。(3/25/2023)

 

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公園の真ん中で枝を広げる桜の木

腰の高さより低い位置にある花に触れる