通勤が怖い

日本で最初に新型コロナウイルスの感染者が確認されてから約2年が経ちました。2年前の今頃は、そのニュースを聞いてもその後にこのような事態がやって来ようとは誰も想像していなかったのではないかと思います。そのすぐ後の2月に発表された全国の小中高校の一斉臨時休校には大変驚かされ、その対応として始まったオンライン授業(筆者の学校では「ロイロノート・スクール」を使ったオンデマンド授業)の準備で心身をすり減らしたりもしました。そして、その後も分散登校や短縮授業、行事の中止などが昨年度いっぱいまで続きました。今年度に入ってからは日課時間はほぼ通常どおりになりましたが、クラブ活動のやり方や学校行事の中止・内容変更などは今も続いています。

 

せっかく昨年の9月頃から下火になった感染状況も、オミクロン株の登場であっという間に様変わりしました。筆者の学校は都心にあり、筆者は都外に住んでいるため、通勤するために毎日1時間以上電車に乗っています。元々朝早く出勤して夜遅く退勤するような生活を長く続けてきていましたが、コロナ禍になってからは通勤途中の満員電車での感染が怖いので、朝は5:30に家を出て、帰りは残業がある日はわざと電車が空く8時過ぎまで待ってから帰るようにしています。

 

ただ、どんなに家を早く出ても勤務校の最寄り駅に着く頃(7時前)になると電車はほぼ満員ですし、帰りも毎日夜遅くまで残っていることはできないために仕方なく満員電車に乗ることもあります。オミクロン株になってからの感染スピードの速さからすると、以前のウイルスより確実に空気感染する確率が高そうなので、「感染してしまったもしれない…」と毎日ドキドキしながら通勤しています。

 

勤務校では今のところ重大な感染が確認されていないので、「感染対策をしっかりしていれば大丈夫なのかな…」という楽観的な見方をしようとしているのですが、現在の都内の感染状況を考えると、いつそのような楽観論が崩れ去るともかぎりません。「いったい、この後はどうなるんだろう…?」元来が心配性な性分なので、やはり恐怖感の方が上回ってしまっている今日この頃です。(1/22/2022)

 

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