ぬんと可愛い

誤字・脱字が多い本ホームページの常連さんは、タイトルを見て「『なんと』を『ぬんと』と打ち間違えたな…」と思ったかもしれませんが、実はそうではありません。

 

もう3年以上前のことになりますが、本コーナーの「66. オパン・コパンと『可愛い』」という記事で、筆者の家族の間では、オパンちゃんとコパンちゃん(いずれも楽天カードのキャラクター)がブームになっていることから、日本人の「可愛い」という感覚が海外でも kawaii として広まっているという話をしたことがあります。その時は、オパン・コパンとアザラシさんという2つのキャラクターが我が家のトレンドだったのですが、まもなくしてもっとすごい(?)キャラクターが家族の中で共有されています。いや、“席巻されている”と言った方がいいかもしれません。

 

そのキャラクターとは、タイトルにもある「ぬんちゃん」です。正式には、「可愛い嘘のカワウソ」という Roomy さんという方が創造したキャラクターです。コツメカワウソをキャラクター化したもので、X(旧Twitter)では、基本的に4コマ漫画としてアップされています。内容的には、日常生活の“あるある”場面を切り取り、そこで女性の気持ちを代表しているかような発言をキャラクターにさせているものです。

 

それが女性を中心とした多くの人の共感を得たようで、爆発的な人気となり、キャラクターが商品化されたり、イベントが開催されたりするようになりました。我が家でもそれが妻と娘にヒットし、家族LINEでスタンプが使われるようになって、息子も筆者も巻き込まれて、我が家ではリビング、トイレ、寝室までそのキャラクターがあふれ、会話も「~だぬん」(件のキャラクターのせりふの多くに付けられる接頭・接尾辞)となってしまっています。

 

また、東京駅の駅ビルに出店された「ぬんぬんパーティー」という期間限定店に妻に行れていかれたり、それが名古屋に出店されるや出張中の娘がそこに立ち寄ったり、池袋パルコで開催された「ぬんぬんカフェ」という期間限定カフェに筆者を除く3人で出かけたり…と、家族みんなで楽しませてもらっています。当然、家族同士でかわすLINEもそのキャラクターのスタンプであふれています。筆者は持っていないのですが、妻、娘、息子は会話の多くにそれを使っています。

 

国内でも国外でも暗いニュースが多い中で、「可愛い」を家族で共有できる余裕があるのは幸せなことであると、改めて実感している今日この頃です。(2/24/2024)

 

家族LINE

妻とのLINE

娘とのLINE

息子とのLINE