最後のボーナス

12月10日は公務員の冬のボーナスの支給日です。現金でもらっていた頃(約30年前)であれば、こんなことをつぶやくのは危険なことでした。それは、仕事帰りに襲われる可能性があったからです。しかし、今では銀行振込が当たり前になっているので、ボーナスの支給日に「ボーナスをもらった」と叫んでも襲われる危険性はないので大丈夫です。もっとも、それでも詐欺の被害に遭いやすいということはあるかもしれませんが…。

 

筆者は正確に言うと「公務員」ではありませんが(2004年に国立大学が学校法人化されたからです)、給与面は公務員に準じたものになっているので、実質的には国家公務員と変わりがありません。したがって、通帳を見ると(と言ってもweb通帳ですが)、12月10日にしっかりとボーナス(賞与。支給明細上は「期末手当」と「勤勉手当」と呼ばれます)が振り込まれていました。コロナ禍で仕事を失った人も多い中で、大変ありがたいことです。

 

しかし、そのボーナスも今回が最後となりそうです。それは筆者が来年の3月を持って定年退職を迎えるからです。給料やボーナスを現金でもらっていたころ、毎月の給料の3倍近い厚さの給料袋をもらうことがどれだけ嬉しかったことか…。それが今後は通帳の数字としても拝めなくなるわけで、最後のボーナスが振り込まれた数字を何度も何度も見つめてしまった筆者でした。(12/11/2021)

 

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