「これでつづりが読めるようになる!」シリーズの第3弾です。タイトルに深い意味はありません。単に、( )に表されているように子音字が2~3つ連続すると各文字の音が変わってしまう現象を、たまたまその代表格の単語である elephant を例にして表しただけです。ご容赦ください…(_○_)
では、さっそく見ていきましょう。
① ph=f[f]:上の前歯を下唇に付けてこするように「フ」と出す音
phone, dolphin, elephant
② ck=k:母音を伴わない「ク」の音
back, neck, kick
③ ch=tch:母音を伴わない「チ」の音
chat, rich, catch
④ ng:「ン」+鼻濁音の「グ」(「グッ」と跳ねない)
king, song, sing
⑤ sh:母音を伴わない「シ(ュ)」
ship, shop, dash
⑥ th:舌先を上下の前歯にはさんでこするように出す音。無声音と有声音あり。
bath, math, that
⑦ dge=j[j]:母音を伴わない「ジ」
jam, badge, judge
では、上記の単語をそれぞれ発音してみましょう。
①と⑥以外は日本語にも存在する音ですので、つづりを見て瞬時に発音が想像できればそれほど難しくはないと思います。①と⑥も発音の仕方(こつ)さえわかって慣れてくれば、英語らしく発音できるようになるはずです。
上記の発音とつづりのルールがわかれば、さらに次の語も読めるはずです。
①' phase, phew, Phillip, photo, phrase, graph
②' Dick, flock, hack, Jack, luck, mock, pick, rock, sack, tack, wack, yuck
③' check, chin, chop, lunch, much, such, bitch, fetch, hatch, match, watch
④' bang, clung, ding, gang, hang, long, ring, tang, wing, zing
⑤' shame, shell, shine, shone, shut, ash, brush, cash, fish, gosh, hash, mesh, rash, wash
⑥' thank, thin, think, throne, death, month, north / this, them, then, these, they
⑦' bridge, dodge, fridge, lodge
これでかなり読める語が増えました。なお、アルファベット・チャンツ26語の中で読めるようになった語は次のものです。
・fish, king, telephone
つまり、K1~K3で読めるようになった語は…
apple, bag, cup, desk, egg, fish, girl, hand, ink, jet, king, lion, moon, notebook, octopus, picture, queen, rabbit, star, telephone, umbrella, violin, window, box, yellow, zebra
では、次回もお楽しみに!
元に戻る 等らへら