5月最終週に東京都をはじめとするいくつかの特定警戒地域の緊急事態も解除され、6月1日からは全国のほとんどの学校で登校が再開されました。本ホームページをお読みの方の中にもその対象となった生徒のみなさんがいらっしゃるでしょう。
筆者の学校では、1日に中1だけが登校して、4月にできなかった入学式を行いました。3密を避けるために、同じ敷地内にある附属高校の生徒と合わせた1,300人が一堂に会することができる大きな体育館に集まり、緊張した面持ちのままで一人一人が呼名に元気に(しかし例年より小さな声で)応えました。その後は、翌日に2年生、翌々日は3年生というように分散登校を行っていて、教科の学習は第2週になってからとなっています。みなさんの学校も大なり小なり同じような状況でしょう。
さて、ここからが本題です。多くのみなさんは最長で約3ヶ月もの間在宅状態が続いていたので、まだ登校することに精神的にも肉体的にも大きな負担感を感じているかもしれませんね。休校中も本ページで学習したり、学習へのモチベーションを上げてきたりしてきたと思いますが、それでも久しぶりに実際に学校に通うというのは大変なことだと思います。
毎朝定時に起きて、登校の準備をするというのも大変ですよね。以前の長期休業中なら部活動等があって、休み中とはいえ結構な日数を登校していた人も多いと思いますが、今回はそういうこともなくなって、日々の生活管理も大変だったと思います。筆者は通勤に電車を使っているので(都心まで片道1時間半くらいの満員電車に乗ります)、通勤日(今回の休校中は週に2~4日)は混雑を避けるために8時半過ぎの電車に乗っていたのですが、それがまた5時半過ぎの電車に戻ったため、毎朝眠くて仕方がありません…。
でも、そうした状況もしばらくすればまた元どおりになることでしょう。特に、若いみなさんはすぐにでも適応するにちがいありません。生活のリズムも学習の習慣も遅かれ早かれ元どおりになりでしょうから、今しばらく頑張ってください。
筆者も、本ページを訪れた方々に有益な情報を提供できるようにこれからも努力します。本業は自分の学校の生徒に英語の授業をとおして夢と希望を与えること(と信じて仕事をしています)ですが、それをこの場で可能なかぎりみなさんにも味わってもらおうと思っています。ぜひ、これからも時々本ページを訪問してください。(6/6/2020)