いよいよ本シリーズの最終回となりました。ただし、今回は過去に所有したバイクは登場しません。
2004年にバイクから足を洗って20年近くが経ちました。最後のバイク(「バイクの思い出⑥」参照)を手放した当初は、ドライブ中などにバイクを見かける度に「バイク、バイク、バイク!」とか「いいなあ…」などとつぶやいていたのですが、何年かすると他に趣味を見つけたこともあって、ようやくバイク熱も冷めました。
ところが、10年ほど前にあることがきっかけで新しい趣味も捨てざるをえなくなったところで、再びバイク熱がムクムクと上がってきました。しかし、妻から固く止められていたことと、自分でも「いい加減やめた方がいい」という理性が働いていたことで、実際にバイクに手を出すことは今のところしていません(今後はわかりませんが…)。
その代わり、これまでに乗ってきたバイクのプラモデルを手に入れたり(多くは持っているだけで作ってはいないのですが…)、ムック本を読んだり、ネットで中古車を眺めたりして、“バーチャル”バイク人生を楽しんでいます。特に、CB750Fについては本物を手に入れることを想像しながら、中古車の一覧をしょっちゅう眺めています。
その中で気になるのは CB900F2 ボルドール(輸出専用車。1980-85)ですね。日本ではCB750FB ボルドール2として売られていたモデルの海外輸出用です。CB750F より若干パワーがあって、逆輸入された、状態のよい中古車が最近出回るようになったので、本気で再度乗ることを決めたときには、きっとこれを手に入れるでしょう。もっとも、値段は40年以上経った中古でも150万円以上しますが…。
(左の写真はCB900F-2 Boldor タイプCモデル)
今の一番の夢は、宝くじの高額当選が当たったら、かつて乗っていたバイクの中古をすべて手に入れて車庫に飾っておくことです。そして、天気のいい日には、その日の気分で好きなバイクに乗ってツーリングをする…。残り少ない人生の最後をそんなふうに過ごせたら、どんなに幸せでしょうか(笑)。
これで「バイクの思い出」シリーズ(全8回)はおしまいです。最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。(7/30/2023)
なお、「バイクの思い出」シリーズの過去の記事は以下にあります。リンクをクリックしてご覧ください。