ピカードの笛2

タイトルの「カターンの笛」が何であるかは「76. ピカードの笛」で詳しく述べているので、ここでは省略します。そのつぶやきを書き上げたところで、追加したい事態が出てきたので、同じページに追記するのではなく、新たなページを立ち上げることにしました。

 

長年探し求めていてようやく手に入れた「ピカードの笛」のレプリカですが、上記のつぶやきを書き上げたのとほぼ同じ頃に、ネット上で新たに別のレプリカを手作りで販売している人を見つけました。今回もアメリカ人です。本品以外にもいろいろなレプリカを出品している人で、会社名のようなハンドルネームを使っていることから、こういうものを作って売るのを商売にしている人かもしれません。

 

ただ、今回は最初から日本にも発送してくれるようで、日本までの送料も円建てで標記されていました。すでに1つ手に入れてあるわけですが、今回の品物は前の品物で省略されていたところまで忠実に再現されています。レジン製で音は出ないという部分では前の品物に劣りますが、見かけの再現性は勝っているので、こちらも手に入れることにしました。本体価格は5,276円、送料は3,342円です。本体価格に対して送料が少し高い気がしましたが、そう思った直後には購入ボタンを押していました。

 

そして、出品者へのメッセージ欄があったので、次のようなメッセージを送ってみました。

 

I am a Japanese fan of the Star Trek franchise, especially The Next Generation series. "The Inner Light" is my favorite episode and I think it's the best one among all the Star Trek episodes. I have long wanted to get a replica of the Ressican flute and I am very happy to find one in your website. I am looking forward to having it in my hand and playing it like Keimin, Captain Picard! 

 

すると、出品者から次のような返事がきました。

 

Thank you so much for your business! Inner Light is my favorite episode too and what inspired me to create this prop.

なるほど。やはり出品者の人も件の話にかなりのこだわりがあってこれを作っているのだということがわかりました。

 

こちらはすでにいつくか在庫があるようなので、すぐに発送してもらうことができました。ところが、やはり何があるかわかりませんね。当然到着していそうな期日を過ぎても一向に品物が届きません。そこで、注文番号で荷物の追跡をしてみると、なんとアメリカの港を出るところでストップしており、10日間以上そこを動いていません。出品者に事情を調べてもらおうと連絡をしてみると、コロナ禍のせいでアメリカの郵送事情が大変なことになっており、遅れはそのせいではないかとのことでした。国内便ですら届くのに4週間近くかかったこともあったそうです。そして、結局はアメリカを出発するまでに注文してから35日もかかりました。

 

そんなこともありましたが、最終的には注文してから42日目に到着しました。前の品物と今回の品物を比べてみると、それぞれの作り手のコンセプトのちがいがわかって面白いです。"本物"を手に入れることはできないでしょうが、"本物”に近いレプリカでドラマの主人公になった気分を味わいたいと思います。(3/20/2021)

 

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